手持ちのスプーンでイカ皮貼りカスタム 怪しい匂い付きスプーンができた

サンデービルダー

2020年08月20日 02:57

皮貼りカスタム用のイカ皮は、何とか用意できました。

さて、次はこれをどう使うかです。

どんな手順で、どうやって、どんな感じに仕上がるのか、初めての作業だと手探りで、よくわからないのが実情です。

敢えて最初から難しそうな課題に取り組むのもありかもしれませんが、少しハードルを下げて、やや難易度の低そうなスプーンへの皮貼りにチャレンジしてみました。

とは言いましても、既に魚皮貼り(*主にトラウトの魚皮)の物は、これまで数々製作しております。
なので、手順自体は、同じような工程で作れそうとイメージはできます。

まずは、ベースとなるスプーン選びです。
失敗しても、ダメージの少なさそうなと考えますと・・・、ありました。

あれです、そう10円で買ったスプーン。

これを使います。
ベースブランクの色を活かし、特にカラーリングはせず、このままで使っちゃいます。

作業工程ですが、
1.まずイカ皮をほんの少しだけ湿らせます。
  魚皮と同じ感覚で、同じように試してみたところ、皮がぐにゃぐにゃです。
  トラウトの魚皮貼りの場合、4~5時間濡れタオルで包んでいましたが、10数分ほどで十分なようです。

2.少~しだけ、また乾燥させて、やや湿気が残っているくらいの状態で、皮の裏側に両面テープを貼り付けます。

3.今度は、スプーンの形のテンプレートを作ります。

4.テンプレートの形に沿って、両面テープを貼ったイカ皮をカット。

5.カットしたイカ皮の裏側の紙を剥がして、慎重にスプーンに貼り付けます。

6.スプーンの縁の部分を、スプーン本体に馴染ませるように軽く押し付けます。

7.リングを取り付ける上下の穴の部分を、千枚通しを使って穴あけをします。

ちょっと、悩みましたがこれで完成。
イカ皮は、今回は表側にだけ貼りました。

悩んだポイントですが、通常は、強度アップや艶出しのため、セルロースセメントやウレタンでコーテンィングをするのですが、それを省いたのです。
面倒臭いからそうした訳ではなく、イカ皮って、イカ燻製のようなとってもいい匂いがします。
いかにも、集魚効果が高そうと感じます。
ですが、セルロースセメントやウレタンでコーテンィングするとそれを活かせないのです。

なので、敢えてコーテンィングを省きました。

前代未聞の匂い付きスプーンの完成。
怪しい雰囲気ぷんぷんですが、これってレギュレーション上はどうなんでしょうか?
フォーミュラ禁止ならば、使えるかどうか微妙ですが、特にそうした禁止事項がなければ、あまり問題はないような気がします。
確か、ちょっと前にムカイさんのタングサーフェイスというスプーンで、これと同じようなイカ皮貼りのがあったと思いますが、特段、使用禁止などと聞いたことはありません。
気になるようであれば、管理人さんに聞いて確かめてみたらいいのでしょうね。

期待は(妄想は?)膨らむばかりですが、実際の効果のほどは、使ってみないとわからないですね。


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